マンションの売却は、失敗してしまうと損失を抱えてしまうこともあるので、事前に売却完了までの流れを知っておくことが大切です。
全体の流れを知ることで、後悔しないための注意すべき点にも気付くことができます。
また、マンションを早く売却して成功するためのポイントも、流れを知ることが基本です。
今回は、マンションを売却する流れや早く売るポイント、どれくらいの期間がかかるかについてご紹介します。
マンションを売却する流れと期間
マンションを売却する期間を先にお伝えすると、スムーズに進んで一般的に半年程度かかることが多いです。
最短で4ヶ月程度の場合もありますが、長いと1年以上かかることもあります。
マンションを売却する流れは以下の7ステップです。
- 査定の依頼
- 不動産会社との契約
- 売却活動スタート
- 内覧
- 売買契約の締結
- 引き渡し
- 確定申告
それぞれのステップごとに詳しく解説します。
査定の依頼
マンションの売却価格を決めるために、参考とするのが査定です。
売却価格を決めるのと同時に、依頼する不動産会社を決めるポイントになります。
注意点として、査定価格は不動産会社が見込む価格であり、必ず売れる金額ではありません。
そのため高い査定額の不動産会社を決めるのではなく、担当者とのやり取りのしやすさや、売却に頑張ってくれそうな信頼度を見極めて判断しましょう。
不動産会社との契約
動産会社との契約方法は3種類です。
一般媒介・専任媒介・専属専任媒介の3つがあり、それぞれの契約によって売却方法が変わります。
一般媒介は複数社に依頼することができますが、専任媒介と専属専任媒介は1社のみに売却依頼を絞ります。
どの契約方法にもメリット・デメリットがあるので、物件の特徴や売却を依頼する不動産会社の売却方法などを含めて検討すると良いでしょう。
売却活動スタート
不動産会社との契約が完了したら、ついに売却スタートです。
ここまでの段階で1ヶ月程度時間がかかることが多くあります。
ここで売り出し価格の設定をしますが、査定価格や売却物件の相場を把握して、適正な価格でスタートさせましょう。
内覧
物件に気になる買い主が出てきたら、内覧の問い合わせが来ます。
実際に室内も見てもらうので、いつ内覧が来ても良いように綺麗に掃除をしておきましょう。
内覧で買い主の購入意思が決まることが多いので、印象を悪くさせないようにする重要なポイントです。
売買契約の締結
買い主の購入意思や住宅ローン審査などが、正式に決まったら売買契約の締結をします。
スタートからここまでの期間で、4~5ヶ月くらいかかることが多いです。
契約までに色々な書類が必要になることがあるため、事前に必要書類を不動産会社に確認して、余裕を持って揃えておくようにしましょう。
売買の締結
買い主の購入意思や住宅ローン審査などが、正式に決まったら売買契約の締結をします。
スタートからここまでの期間で、4~5ヶ月くらいかかることが多いです。
契約までに色々な書類が必要になることがあるため、事前に必要書類を不動産会社に確認して、余裕を持って揃えておくようにしましょう。
引き渡し
最終的に引き渡しが終わって、売却完了となります。
引っ越しが必要となる場合は、引き渡しが遅れないよう注意してスケジュールを組まなくてはいけません。
また、リフォームやクリーニングが必要な場合も、しっかり計画しておきましょう。
確定申告
引き渡しの段階でマンションの売却は完了していますが、税務処理として確定申告が必要なケースがあります。
マンションの売却によって利益が出ている場合や、税金の控除を利用する場合には、忘れずに確定申告を行いましょう。
マンションを早く売るポイント
売主にとってマンションを早く売却できないと、ローンの支払いや管理費、修繕費などの支払いが続いてしまいます。
また、マンションの売却は長く売れ残っていると、買い主からの印象が悪くなり、なるべく早く売却することが望ましいです。
マンションを早く売るポイントについて解説します。
相場に合った適正価格の設定
なるべく高く売りたい気持ちは誰しもがありますが、欲をかきすぎると売れ残る原因になってしまいます。
実際に同エリアで売却されている物件を参考にして、現実的な相場価格を知ることが適正価格の設定に欠かせません。
また、値引き交渉を想定して、影響のない範囲でプラスする程度は相場の範囲内です。
信頼できる不動産会社選び
マンションが売却できるスピードは、不動産会社の頑張りにも掛かっています。
販売活動の提案や、売却活動の報告をしてくれる信頼できる不動産会社選びが大切です。
まとめ:マンションは短期間で売却することが成功のポイント
マンション売却の流れや期間についてご紹介しました。
全体の流れを知ることで、事前に準備や心構えができます。
そして、マンションの売却は売れ残らずに、なるべく早く売却できることが成功のポイントです。
売れ残ってしまい、想定以上に値下げするようになってしまうケースもあるので注意しましょう。
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